さるまっくの独白

2006年11月03日 (金)

ゼミのイベント(1)

 私は大学では幼児教育科に所属している。普通の大学はこの時期、学園祭が重要なイベントになるだろうが、私の大学の幼児教育科にとっては、それより近隣の子どもを招いて子どもたちを遊ばせるイベントの方が重要なのだ。
 これはゼミ単位で行われるが、多くのゼミが研究の内容とは全く関係のない、風船プールだの迷路だのといった工作物で子どもを遊ばせる。確かにこのような工作物をみんなで協力して作る経験をすることは将来、幼稚園・保育所に就職する学生にはよいことであろう。しかし、全く研究と関係のないことをゼミの時間を数回潰してやるのに、私としては非常な違和感があった。
 それで私のゼミは、幼児とその親にコンピュータを使って遊んでもらい、そのときの幼児の様子を観察したり、幼児にコンピュータを使わせることについてや今回使った感想などを親にアンケートして、研究に結びつけるイベントを企画した。
 しかし、コンピュータ教室を使うにしても、8月上旬からイベントの委員会にお願いをして、ぜひ使わせてくださいと嘆願し(コンピュータの教員がお願いして使わせてもらうんですょ!)、やっとのことで使わせてもらえることになった。しかし今年度は教室は使わない方針とのことで、私のゼミのイベントに参加する人だけを「ひそかに教室に案内」し、終わったら「ひそかに元に戻す」ことを約束させられた。そして私のゼミのイベントは「パンフレットからは削除」させられた上に、他の一般の参加者が私のゼミのイベントを知ったときに、不公平感を感じないように、「口裏あわせ」をすることまでさせられた。
 2日後にこのイベントが開催される予定だが、なんとも不思議なイベントである。このイベントも36回を数えるが、その間にイベントの目的などが薄らいできているのではなかろうか。
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 それにしても、学生も他のゼミのイベントの様子を知っているので、私の企画には懐疑的である。かなりの部分を教員である私が準備せざるを得ないのも教員であるがゆえの仕事か…。

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投稿者 sarumack : 2006年11月03日 11:00
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