きょうは職場で年に1度の対外的に大きな行事があった。それは、主に幼稚園の教諭や一般の子どもをもつ親たちに対しての、一般的な講演会と分科会に分かれたワークショップである。
私は分野的にワークショップも持ちにくいので、今年も特に仕事はなく、単に参加するのみであった。それで時間つぶしに、今年新しく赴任してきたある教員と世間話をしていたのだが、そのなかで「幼児教育の分野は、長年現場で働いた人がぽ~んと大学教授になる世界なんですね?!」と言われた。というのも今回、講演会をお願いした先生は20年ほど幼稚園の教諭をしたあと関東地方の幼児教育系の大学教授になっている人だからだ。
多くの学問分野では、研究者は大学→大学院と進んで現場に出ることなく大学や研究機関に進むのが一般的だと思う。それに対して、幼児教育の分野は必ずしもそうではない。これは保育学会などに顔を出してみても強く感じることだ。通常の「学会」と呼ばれる組織の構成員の多くが研究者なのに対して、保育学会では現場の幼稚園教諭も学会員になっていることが多い。
そんな訳で、「この分野はちょっと独特なんですね。」などと話をしめくくった。
ちなみに、自宅に帰ってこの話を妻にすると(妻は医療系と工学系の出身)、看護学の分野もその傾向があるとのことであった。な~るほど。
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