10月20日~22日に千葉での研修から帰ったばかりなのに、また今日・明日(10月24日~25日)と研修で東京に来ている。研修は神田神保町で午後からなので、朝いちで重要な用事を済ませた後、新幹線に飛び乗った。
今回の研修は私の本来の所属である「短期大学部」の「第三者評価」に関するものだ。短大は4大と専門学校に挟まれて、その存在意義を問われている時代である。これに追い討ちをかけるように、18歳人口の急激な減少があり、全国的な流れに乗ってうちの大学も一部学科を短大から4大に改組転換した。(4大にしたから安泰という訳ではなく、特色ある教育で学生満足度をあげる必要があると思うが…。)
一方、私の所属する短期大学部の方は、卒業後の就職先が女子の短大卒が中心ということもあって、いまのところは短大のままである。しかし今日の研修では、九州北部地域の短大を卒業した、1年後・3年後・7年後の卒業生に対する短大教育を振り返っての満足度などの調査についての報告であり、そこからいろいろな結果が読み取れるという内容であった。
やはり短期大学の強さは、4大と比べると「小回りが効く」ことや「地域に根ざした教育を行える」ことにある。また、「即戦力」的な実際的な内容を授業で行うため、就職してすぐに短大での教育が仕事に生きてくる面がある。ただし、残念ながら、実際的な専門教育を重視するあまり、一般教養的な教育がおろそかにされ、長い目で見ると(卒業後、時間が経つと)短大での教育が職業現場で使えなくなっていくらしい。また職場での昇進も含めて、「ガラスの天井」という比喩の如く壁にぶつかるらしい。
ということで、今回の研修は第三者評価というよりも、「短期大学での教育はいかにあるべきか…」というような内容で、短期大学に属する教員としては参考になる点が多かった。
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